微風
作詞・作曲: 谷口月斗
枯れた日常と冷めた微風と微かにあたる漏れた光
冷めた日常と冷めた心情と微かな寂しさ漏れた温度
引っ掻いた記憶で少し爪が剥がれた
滴った雫は僕にしか見えない
失ってから初めて大切に気づくと
あれ本当だったんだね、今は二度と来ないんだね
ひんやりしたプラットフォームに
染み込んだくすんだ昨日が
空っぽの心を締め付ける
ふんわり広がる匂いが
寂しさ ノスタルジアを纏って
僕を押し込める
小田急快速新宿行き
春風をホームに連れ込んで
ほけた心を撫でてゆく
ここから僕は遠くへ行く
どこにもいかないけど
何処かに行く
またねもう二度と会えない日々
鈍行な心を急行の日常がすれ違い抜かしていってまた朝に越されてって
まあいっかの連続でじゃあもういいやと最後に終点で落ち合うのそろそろやめたい
正しさの一人歩き横行の世界で間違いを避けて歩いてる
正しさも間違いも本当はないのかなそこにあるのは選択だけなのかな
ひんやりしたプラットフォームに
染み込んだくすんだ昨日が
空っぽの心を締め付ける
すんなり終わったひびで
やり場のないセンチメンタルを抱えて
でも進んでく
小田急快速新宿行き
春風をホームに舞い込んで
風邪を引いた心を飲み込んでゆく
小田急快速新宿行き
揺れと温もりが僕を誘い
新しい春が僕のもとにもふわっと向かってくる
枯れきった春と終点で落ち合ったんだ
乾いた風にこの想いを渡して
小田急快速新宿行き
春風がホームに舞い込んで
渡した想いを運んでゆく
ここから僕は遠くへ行く
どこにもいかないけど
何処かに行く
またねもう二度と会えない日々
小田急快速新宿行き
春風をホームに連れ込んで
明日を見た心を撫でてゆく
ここから僕は明日へ行く
微かな温もりが僕を誘い
新しい春が僕のもとにもふわっと向かってくる