憂日
作詞・作曲: 谷口月斗
傾く西日がふたりのかげを伸ばして地中に潜り込む
バラバラ歩幅離れ離れ心が遠くを向く
斜陽の角度は次第に小さく辺りは暗く
二人の記憶も次第に暗く遠くへ行く
心は蜃気楼、そこにあってないものさ
言葉は蜃気楼、そこにあってないものだ
夕暮れに空が沈んでく
憂鬱に僕らしずんでく
曖昧になっていく
ああ次第に消えていく
月を齧ったのは誰だ、今夜はいつもより暗い
川面に偽の月が反射してゆらり揺蕩う
夜風は温度攫って、ただ心を乾かす
夜風は頬をなぞって、涙を乾かす
記憶を齧ったのは誰だ、前よりずっと暗い
言葉に偽の心が反射してゆらり揺蕩う
心を齧ったのは君だ、前よりずっと痛い
心を齧ったのは僕だ、もうここには何も無い
言葉を信じようとしたけど無理だった
君のことを心のどこかで疑った
夕闇でこの街は無彩色
憂鬱で僕ら染まっていく
曖昧になっていく
ああ次第に消えていく
言葉も心も消して二人はただ沈んでく、いや
ほんの少しの愛残して、また心に嘘をつく